アメリカ経済の中心ニューヨークは高層ビルが立ち並び、世界経済の中心でアメリカ最大の都市でもあります。
ニューヨークにはタイムズスクエアや自由の女神など数多くの名所が存在します。
今回はニューヨークに行きたい人向けに観光スポットや行き方、旅行の注意点などを紹介します。
ニューヨークの基本データ
人口
880万人(2020年)
言語
英語
通貨
米ドル
※米ドル→円変換はこちら(外部リンク)
1人当たりGDP
136,980米ドル(2022年)
気温
月 | 平均最高気温(℃) | 平均最低気温(℃) |
---|---|---|
1月 | 3.9 | -2.8 |
2月 | 5.8 | -1.7 |
3月 | 10.3 | 1.8 |
4月 | 16.7 | 7.1 |
5月 | 22.0 | 12.2 |
6月 | 26.7 | 17.6 |
7月 | 29.4 | 20.5 |
8月 | 28.6 | 19.9 |
9月 | 24.4 | 16.0 |
10月 | 18.1 | 10.0 |
11月 | 12.6 | 5.3 |
12月 | 6.6 | 0.0 |
ニューヨークの観光スポット
多くの観光地がニューヨーク市中心部のマンハッタン島に集中しています。
マンハッタン島は東西4km、南北20kmの広さがあるので、各場所への移動は地下鉄が便利です。
タイムズスクエア
数々の広告ディスプレイが煌々と輝くニューヨークの代表的な観光スポットです。
タイムズスクエアへの行き方
地下鉄1・2・3・7・N・Q・R・W・S系統Times Sq-42 St駅からすぐ。
自由の女神
自由の国アメリカを象徴する像で、ニューヨークを代表するランドマークです。
自由の女神への行き方
地下鉄1系統South Ferry駅、4・5系統Bowling Green駅、R・W系統Whitehall St-South Ferry駅からバッテリー・パークのキャッスル・クリントンへ徒歩で行き、フェリーに乗船。
自由の女神があるリバティ島へのフェリー運賃は往復31.5ドル、チケットや営業時間の確認はこちら[公式サイト]。
セントラルパーク
マンハッタン島北部にある巨大な都市公園です。
映画「ダイ・ハード3」「ホーム・アローン2」などのロケ地にもなっています。
セントラルパークへの行き方
敷地が広大なためマンハッタン島の地下鉄各系統の59 St以北、110 St以南の各駅から徒歩。
ブルックリン橋
1883年に完成した吊り橋で、マンハッタン島とブルックリン地区を結んでいます。
映画「ニューヨークの恋人」などのロケ地にもなっています。
ブルックリン橋への行き方
地下鉄A・C系統High St駅から橋の始端まで徒歩5分。
ワンワールドトレードセンター
9.11事件で崩壊したワールドトレードセンターの跡地に建てられた、高さ541mのニューヨークで一番高いビルで展望台があります。
ワンワールドトレードセンターへの行き方
地下鉄1系統WTC Cortlandt駅から徒歩3分、E系統World Trade Center駅から徒歩5分、R・W系統Cortlandt St駅から徒歩5分。
入場料は49ドル、チケットや営業時間の確認はこちら[公式サイト]。
グラウンド・ゼロ
9.11事件で崩壊したワールドトレードセンターの犠牲者を追悼するモニュメントです。
グラウンド・ゼロへの行き方
地下鉄1系統WTC Cortlandt駅から徒歩3分、E系統World Trade Center駅から徒歩5分、R・W系統Cortlandt St駅から徒歩5分。
エンパイアステートビル
1931年に完成した高さ443mのビルで、1970年まで世界一の高さを誇っていた建物です。
エンパイアステートビルへの行き方
地下鉄B・D・F・M・N・Q・R・W系統34 St Herald Sq駅から徒歩4分。
展望台の入場料は49~86ドル、チケットや営業時間の確認はこちら[公式サイト]。
ロックフェラーセンター
1939年に完成した超高層ビルで、展望台からはワンワールドトレードセンター、エンパイアステートビル、クライスラービルを一望できます。
映画「ホーム・アローン2」などのロケ地にもなっています。
ロックフェラーセンターへの行き方
地下鉄B・D・F・M系統47–50 Sts Rocke-feller Ctr駅直結。
展望台の入場料は40~61ドル、チケットや営業時間の確認はこちら[公式サイト]。
グランドセントラル駅
1913年に完成した駅舎が現存する高い天井が特徴的な駅です。
グランドセントラル駅への行き方
地下鉄4・5・6・7・S系統Grand Central-42 St駅直結。
メトロポリタン美術館
大英博物館、ルーブル美術館と並ぶ世界三大美術館の一つで、フェルメール、ゴッホ、ピカソなど多くの作品が展示されています。
メトロポリタン美術館への行き方
地下鉄4・5・6・Q系統86 St駅から徒歩15分。
入場料は30ドル、チケットや営業時間の確認はこちら[公式サイト]。
アメリカ自然史博物館
恐竜を始めとした動植物の標本や鉱物などが展示されている博物館です。
映画「ナイトミュージアム」の舞台になったことでも有名です。
アメリカ自然史博物館への行き方
地下鉄B・C系統81 St-Museum of Natural History駅から徒歩3分。
入場料は28ドル、チケットや営業時間の確認はこちら[公式サイト]。
ウォール街
かつては投資銀行などが集まっていた金融の街で、現在もニューヨーク証券取引所が置かれています。
ウォール街への行き方
地下鉄4・5系統Wall St駅から徒歩1分。
トランプタワー
アメリカの元大統領ドナルド・トランプが所有している商業・オフィスビルで、金色が多く使われているのが特徴です。
トランプタワーへの行き方
地下鉄E・M系統5 Av/ 53 St駅、F系統57 St駅、N・R・W系統5 Av/ 59 St駅から徒歩5分。
プラザホテル
1990年前後のバブル景気の発端となったプラザ合意が行われた場所としても有名な高級ホテルです。
映画「ホーム・アローン2」などのロケ地にもなっています。
プラザホテルへの行き方
地下鉄N・R・W系統5 Av/ 59 St駅から徒歩すぐ。
ニューヨーク公共図書館
ヨーロッパの古典的な建築様式であるボザール様式で建てられた豪華な建物として有名な図書館です。
映画「デイ・アフター・トゥモロー」のロケ地にもなっています。
ニューヨーク公共図書館への行き方
地下鉄7系統5 Av駅からすぐ。
ヤンキー・スタジアム
メジャーリーグのチーム、ニューヨーク・ヤンキースの本拠地の球場です。
ヤンキー・スタジアムへの行き方
地下鉄4・B・D系統161 St-Yankee Stadium駅からすぐ。
ニューヨークへの行き方
2024年6月現在、日本とニューヨークを結ぶ直行便はJAL、ANA、アメリカン航空、ユナイテッド航空が東京(羽田・成田)に就航しています。
また、中国やカナダ、アメリカの他都市などを経由して行くこともでき、こちらを利用して比較的安価に行くこともできます。
90日以内の観光であればアメリカ入国にビザは不要ですが、ESTA(ビザ免除プログラム)[公式サイト]を事前に申請し承認されておく必要があります。
ESTA申請の手数料は21米ドルです。
ニューヨークの交通機関
ジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)から市内への移動
エアトレイン(Airtrain)[外部サイト]が空港から地下鉄と在来線(ロングアイランド鉄道)の駅までを結んでいます。
エアトレインから接続する地下鉄も24時間運転です。
エアトレイン(Airtrain)
区間
JFK各ターミナル~Howard Beach駅またはJamaica駅
運賃
8.5ドル
所要時間
約10分
運行時間
24時間運行
乗車方法
空港からはそのまま乗車、Howard Beach駅またはJamaica駅で運賃分のメトロカードを購入し改札機に投入
ニューアーク・リバティ国際空港(EWR)から市内への移動
エアトレイン(Airtrain)[外部サイト]が空港から在来線(NJトランジット)の駅までを結んでいます。
エアトレイン(Airtrain)
区間
EWR各ターミナル~EWR RailLink駅
運賃
8.5ドル
所要時間
7~20分
運行時間
24時間運行
運行間隔
3~5分間隔(5:00-23:00)
15分間隔(23:00-5:00)
乗車方法
空港駅の券売機で乗り継ぎ先のNJトランジットの駅までを含む乗車券を購入し改札に通す
NJトランジット(NJ Transit)
ニューアークにも同名のペンシルバニア駅があるため注意が必要です。
区間
EWR RailLink駅~ペンシルベニア駅(New York Penn Station)、ほか
所要時間
30分
運行時間
6:00~24:00
運行間隔
10分間隔(6:00-21:00)
15分間隔(21:00-24:00)
ラガーディア国際空港(LGA)から市内への移動
MTA(ニューヨーク地下鉄と同じ会社)が運営するバスが地下鉄駅までを結んでいます[外部リンク]。
運賃は2.9ドルで、乗るときにクレジットカードをタッチして乗車できます。
空港でメトロカードを購入して乗る場合は、バス停にある改札機にメトロカードを通して紙のチケットを発券してから乗車します。
これを怠ると抜き打ち検札により罰金が科せられる場合があります。
ニューヨーク市内の移動
ニューヨークは地下鉄、バス、在来線など複数の移動手段がありますが、基本的に地下鉄が主要な観光地を網羅しています[公式サイト]。
地下鉄とバスはMTAにより運営されており、ほぼすべての路線が均一運賃の1乗車2.9ドルとなっています[公式サイト]。
乗車時にクレジットカードを改札機にタッチして乗車します。
同じクレジットカードを利用することで最初に乗車した日から7日間で34ドルを上限として何度でも乗車できます[公式サイト]。
8日目以降に乗車した場合は、8日目以降に初めて乗車した日を1日目として7日間のカウントが始まります。
ニューヨーク旅行の注意点
治安が悪い?
マンハッタン島内を日中観光する分には差し支えないですが、夜間やマンハッタン島以外の治安はあまり良くありません。
主要な移動手段である地下鉄も治安が良いとは言えないため、危険を感じたら車両を移動するなどして対応しましょう。
物価は高い?
ニューヨークの物価は高く、日本の2~4倍です。
特にホテル・レストランが高く、ホテルは1泊100ドル以上、レストランはランチで30ドル以上します。
ミネラルウォーターは探せば安いもので1.5ドル~、マクドナルドの各種バーガーが2.5ドル~です。
宿はホステル、食事は現地のスーパーなどを利用することで比較的抑えられます。
散財には気をつけてニューヨークを楽しもう!
いかがでしたでしょうか?
世界経済の中心地ニューヨークの観光スポットや行き方、旅行の注意点などを紹介しました。
物価が高いので抑えられるところは抑えて行きたい場所や買い物を楽しみましょう!
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