【ベネチア】イタリア水の都を訪問【行き方は?道が水没する?】

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美しい街並みと入り組んだ運河が象徴的なベネチアは、毎年2,000万人以上の観光客が訪れる世界有数の観光都市です。

代表的なサン・マルコ広場をはじめ、リアルト橋やドゥカーレ宮殿など複数の観光スポットがあります。

今回はベネチアに行きたい人向けに観光スポットや行き方、旅行の注意点などを紹介します。

ベネチアの基本データ

出典:JETROWikipedia
人口

26万人(2020年)

言語

イタリア語

通貨

ユーロ

※ユーロ→円変換はこちら(外部リンク)

1人当たりGDP

34,113米ドル(2022年、イタリア全体)

気温
平均最高気温(℃)平均最低気温(℃)
1月7.50.1
2月9.20.8
3月13.24.5
4月17.48.7
5月22.013.5
6月26.017.4
7月28.519.2
8月28.418.9
9月23.814.8
10月18.510.5
11月12.95.7
12月8.31.0

ベネチアの観光スポット

ベネチアは複数の島々で構成されますが、多くの観光スポットはベネチア本島にあり、本島の観光スポットは歩いてアクセスできる近さにあります。

サン・マルコ広場

ベネチアの中心部にある広場で、サン・マルコ寺院の正面に位置しています。

サン・マルコ広場へのアクセス

水上バス1番・2番・4.1番・4.2番・5.1番・5.2番・14番・15番・20番S.MARCO – S.ZACCARIA停留所から徒歩7分。

サン・マルコ寺院

ベネチアを代表する建物(大聖堂)で、ドゥカーレ宮殿に隣接しています。

サン・マルコ寺院へのアクセス

水上バス1番・2番・4.1番・4.2番・5.1番・5.2番・14番・15番・20番S.MARCO – S.ZACCARIA停留所から徒歩7分。

入場料は6ユーロ、チケットや営業時間の確認はこちら[公式サイト]

ドゥカーレ宮殿

元々は行政機関が置かれていた建物で、現在は美術館として内部が公開されています。

ドゥカーレ宮殿へのアクセス

水上バス1番・2番・4.1番・4.2番・5.1番・5.2番・14番・15番・20番S.MARCO – S.ZACCARIA停留所から徒歩4分。

入場料は30ユーロ、チケットや営業時間の確認はこちら[公式サイト]

ため息橋

写真左手のドゥカーレ宮殿から右手の古い牢獄を結んでいる橋です。

かつての囚人がここを通り投獄されるときにため息をつくことから「ため息橋」と呼ばれています。

ため息橋へのアクセス

水上バス1番・2番・4.1番・4.2番・5.1番・5.2番・14番・15番・20番S.MARCO – S.ZACCARIA停留所から徒歩3分。

リアルト橋

1591年に造られた石橋で、ベネチアの中心部を貫くカナル・グランデに架かるこの橋の周辺にはレストランや土産店が集まっています。

リアルト橋へのアクセス

水上バス1番・2番RIALTO停留所から徒歩2分。

ムラーノ島

「ムラーノガラス」で知られるガラス細工が有名な島で、ムラーノガラスのグラスやアクセサリーなどを売っているお店が多くあります。

ムラーノ島へのアクセス

水上バス4.1番・4.2番・12番・13番MURANO – FARO停留所。

ブラーノ島

色鮮やかな建物が特徴の島で、元々は霧の中でも見分けられるようにこのような配色になったそうです。

ブラーノ島へのアクセス

水上バス12番・14番BURANO停留所。

ベネチアのおすすめグルメ

ジェラート

粘り気の強い美味しいアイスクリームでイタリア国内には数多くのジェラート店があります。

ピザ

一切れ単位でも売られており、本場の味を食べ歩きすることができます。

パスタ

イタリア料理を代表するパスタはカフェやレストランで気軽に食べることができます。

ベネチアへの行き方

2023年12月現在、日本からベネチアへの直行便はなく、中東やヨーロッパの他都市などを経由して行く必要があります。

90日以内の観光であれば、イタリア入国にビザは不要です。

パスポートの残存有効期間は出国予定日時点(帰りの出発日)を基準に3か月以上残っている必要があるので注意しましょう。

ベネチアの交通機関

空港からベネチア本島への移動

ベネチアテッセラ空港(VCE)からベネチア本島へのアクセスは陸路と水路のバスがあります。

陸路の場合はベネチア本島の玄関口であるローマ広場までしか行けませんが、水路の場合はベネチアの中心部まで直接アクセスすることができます。

水上バス

Alilaguna社が運行している水上バスで、A線・B線があります[公式サイト]

こちらは主にベネチア本島内を運航していて路線番号に数字がつくACTV社の水上バスとは異なり、ACTV社の24時間券などでは乗車できません

A線(LINEA ARANCIO)

区間

空港~カナル・グランデ(ベネチア中心を貫く運河)の各停留所

運賃

15ユーロ(往復27ユーロ)

所要時間

60分(リアルト橋まで)

運行時間

8:35~23:05

運行間隔

30分間隔

乗車方法

窓口、券売機、ネットで乗車券を購入して乗車する

B線(LINEA BLU)

区間

空港~ベネチア本島外周の各停留所

運賃

15ユーロ(往復27ユーロ)

所要時間

80分(サン・マルコまで)

運行時間

5:00~24:00

運行間隔

10~15分間隔

乗車方法

窓口、券売機、ネットで乗車券を購入して乗車する

リムジンバス

AVTO社が運行しているリムジンバスです[公式サイト]

区間

空港~ローマ広場

運賃

10ユーロ(往復18ユーロ)

所要時間

20分

運行時間

6:00~25:10

運行間隔

30分間隔(日中)

乗車方法

窓口、券売機、ネットで乗車券を購入して乗車する

路線バス 5番

ACTV社が運行している路線バスの5番(5系統)で、主にベネチア本島内を運航していて路線番号に数字がつくACTV社の水上バスの乗車券と同じ乗車券(24時間券など)で乗ることができます[公式サイト]

区間

空港~ローマ広場

運賃

1.5ユーロ

所要時間

24分

運行時間

4:08~25:10

運行間隔

15分間隔(日中)

乗車方法

窓口、券売機で乗車券を購入し乗車して改札機にタッチする

※改札機へのタッチを忘れると抜き打ち検札により罰金が科される場合があります

ベネチア本島内の移動

ACTV社によって水上バス「ヴァポレット」が運行されており、24時間券(25ユーロ)、48時間券(35ユーロ)、72時間券(45ユーロ)を購入することで乗車できます[公式サイト]

改札機にはゲートがある改札と無い改札があり、ゲートがない改札でも乗車券をタッチして乗ることが必須です。

これを忘れると抜き打ちの検札によって罰金が科される場合があります

ベネチア旅行の注意点

道が水没する?

ベネチアでは「アクア・アルタ」と呼ばれる高潮によって市街地が浸水することがあります。

主要な歩行路はギャングウェイと呼ばれる仮設の道路が敷かれ、その上を歩くことになります。

10月~3月にかけて発生しますが、特に11月、12月に起きることが多いです。

チップは要らない?

イタリアでは基本的にチップは不要です。

ホテルやタクシーでは何か特別な対応をしてもらわない限りチップを渡す必要はありません。

カフェやレストランでも不要で、端数を切り上げて払う程度で問題ありません。

治安は良い?

ベネチア本島内の治安は良く、危険を感じることは基本的にありませんが、スリなどは発生しているため注意が必要です。

ゴンドラは高い?

ベネチアのゴンドラは有名ですが、30分90ユーロ(夜間は110ユーロ)で高額です。

公定料金となっているためぼったくりの可能性は低いですが、そもそもの料金が高いので注意が必要です。

事前に準備して水の都ベネチアを楽しもう!

いかがでしたでしょうか?

人生に一度は行ってみたいベネチアの観光スポットや行き方、旅行の注意点などを紹介しました。

ベネチアは時差もあり行くのに時間もかかりますが、訪れる価値は十分にあるので是非足を運んでみてください!

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