【オリエント急行】世界一豪華な列車の旅【パリからベネチアまで】

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アガサ・クリスティの小説「オリエント急行殺人事件」で知られるオリエント急行、2023年の現在はかつて使われていた客車を復元したリバイバルトレインが運行されています。

今回は世界一豪華な列車としても有名なオリエント急行の紹介です。

オリエント急行について

オリエント急行は1883年に国際寝台車会社(ワゴン・リ社)がパリ~イスタンブール間で運行を開始した列車で、数々の変遷や派生を経て現在に至っています。

今回紹介するのはベルモンド社が運行するベニス・シンプロン・オリエント急行で、1920年代から30年代の国際寝台車会社の車両を復元した観光列車(リバイバルトレイン)になります。

こちらは現存する唯一の元祖オリエント急行と言えるもので、主にパリ~ベネチア間を約25時間で結んでいます。

2名1室で料金は6,705ポンドからとなっています[外部リンク]

オリエント急行の旅

ここでは一例としてパリからベネチアへ向かう列車のタイムスケジュールを紹介します。

  • 14:00
    ホテル送迎

    旅の始まりはパリ市内のホテルからパリ東駅までスタッフが送迎してくれます。

  • 14:30
    パリ東駅に到着

    受付を済ませるとスタッフ総出での歓迎を受け、いよいよ搭乗です。

  • 14:40
    搭乗して客室へ

    スチュワードから客室の説明とウェルカムドリンクのサービスがあります。

  • 15:00
    パリ東駅を出発

    オリエント急行はゆっくりと走り始め、一路ベネチアへと向かっていきます。

  • 16:00
    バー車両へ

    ピアノの生演奏を聴きながらカクテルをいただくことができます。

  • 20:00
    ディナー

    フォーマルなドレスコードに身を包み、シャンパンとフルコース料理が提供されます。

  • 21:00
    演奏を楽しむ

    生演奏で食事シーンを盛り上げてくれます。

  • 22:00
    食事を終えて

    客室へ戻るとスチュワードがベッドメイキングを済ませてくれています。

  • 23:00
    就寝準備

    客室には洗面台があり、アメニティも揃っています。

  • 8:00
    翌朝

    目が覚めると昨日とは異なる景色が広がっています。

  • 9:00
    ブレックファースト

    朝食はスチュワードが運んできてくれます。

  • 10:00
    田園の中を快走

    18両の長大編成がカントリーサイドを走り抜けます。

  • 11:00
    ティータイム

    頃合いを見てスチュワードが紅茶やコーヒーをサービスしてくれます。

  • 13:00
    ランチ

    スマートカジュアルな装いで、シャンパンとコースランチが提供されます。

  • 16:00
    ベネチアに到着

    列車はゆっくりとサンタルチア駅に到着します。

  • 16:30
    ホテルに到着

    ベネチア市内のホテルまでスタッフに送迎され、旅は終わりを迎えます。

旅の注意点

ドレスコードはある?

オリエント急行にはドレスコードの指定があります。

ディナーはフォーマル、それ以外の時間はスマートカジュアルとなっています。

乗降時も男性はジャケットの着用、女性はワンピースがふさわしいでしょう。

チップは必要?

降車時スチュワードに40ユーロ程度を渡すのがスマートでしょう。

現在、ヨーロッパの多くの国では飲食店やホテルの料金にサービス料が含まれていますが、オリエント急行の旅行代金には含まれていないことにご留意ください。

シャワーはある?

一部のスイート客室を除きバスタブやシャワーはありません

洗面台が設置されていますので、洗顔や歯磨きは客室内で可能です。

英語はどの程度必要?

スチュワードやウェイターと会話する場面があるため、日常会話ができるレベルが望ましいです。

スタッフは親切なので、簡単な会話ができれば英語力に自信がなくてもそこまで問題はありません

世界一豪華な列車の旅を楽しもう!

いかがでしたでしょうか?

普段なかなか乗ることができないオリエント急行の旅を紹介しました。

新婚旅行などで乗ってみたいという方は参考に!

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